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散々このブログでも引きずってきた浮かれクリスマスモード(ううう…、うちはクリが憎いよ…)を、瞬時に冷却してくれるこんなステキニュース!

結婚式場は公衆トイレ、ドレスはトイレットペーパー

なにも人生にそう多くはないハレの日を、薄暗い便所で祝わなくたって…。

リンク先のニュース画像を見ると、花嫁は結構いい年成熟した(しっかもゲイにモテ筋のガチムチ系な)ご様子。つい去年までは、「憎いのう…わしゃぁクリが憎いよ」と、あきらかにコッチ側(ステキCampy!ガール側)のテンションで、クリスマス前後を迎えていたと想像するにやぶさかでない感じ。

真っ赤なブーケを用意するくらいだから、「結婚式は夢の王国ディズニーワールドでするの!その日だけは二人がミッキーとミニーだォ」というくらいの乙女性は兼ね備えていそうなのに、一体なぜ? なぜ便所なの?

は! ま、まさか「アタシは結婚しちゃうけど、いつだって心は公衆便所。常に門戸は開かれているのよ!その代わり、多少汚くってもガマンして使ってネ!」という一生現役宣言なのか、ガガーン!(大間違い)

と、このように、古来からヤリマンという意味で使われることの多い「公衆便所」。今日は、この「公衆便所」という単語の、ゲイシーンでの在り方についてお勉強しよかと思います。長い前フリにそれほど意味はナシ。

ゲイシーンとはいえ、「公衆便所≒ヤリマン、誰にでもさせる」という基本構造にそう大きな違いはありません。ただ、そこに含まれる意味合いに、多少の幅が出てきます。

例えば、「便所」と短く略した場合、もちろんヤリマンの意味でも使いますが、「ゲイが多く集まる公衆便所での出会い活動」を指す場合も出てくることに。ここらへんの活動は「ハッテン」といいますが、それはまた別の機会に。ようは便所がナンパスポットになってると思ってください。
実際の用法でいうと

用法1:【倦怠期のカップルが喧嘩後】

モテ男(♂):「ちょっと出てくる」
ブス子(♂):「ちょっとって、何よォ?」
モテ男(♂):「ちょっと便所※1
ブス子(♂):「便所※2ならここにもあるでしょーがっ!」

という感じ。
この場合、※1は便所で男あさりをするという行為を意味し、※2はヤリマン(この場合はブス子)を意味します。

また、普段は蔑称(相手を罵るサゲ文句)として使われることの多い「公衆便所」ですが、ゲイシーンではその限りではありません。

貞操観念が著しく低いとはいえ変に保守的なゲイにとって、ヤリマンはある意味、恥や外聞を振り切ってしまった一歩先をゆく存在。羨望の対象にすらなりえるのです。さらに、見た目による差別が怖ろしくシビアなゲイ業界では、誰にでもさせる誰でも受け入れる「公衆便所」は、もはや聖女クラス。

用法2:【合コン会場で】

幹事(♂):「では、まずは一人ずつ自己紹介を」
そこそこレベルの参加者(♂):「えっと~ヒカル、20歳でぇす。友達に無理矢理誘われて来ましたぁ。彼氏もちでぇす」
参加者:(まばらな拍手)
同じくそこそこレベルの参加者(♂):「175cm×75kg×16cm、ウケ。便所でーす!」
参加者:(われんばかりの拍手喝采)

用法3:【週末、デキるオンナ同士のパワーミーティングで】

友子(♂):「こないだのあの人、その後どうなの?」
オトメ子(♂):「うん……あの人、実は公衆便所だったんだよね」
友子(♂):「そっかぁ、じゃあ独り占めするわけにはいかないね……」
オトメ子(♂):「……うん(涙)」

このように、TPOによってその価値をかえるのがゲイシーンにおける「公衆便所」。覚えて置いて損はありませんよ(得もないけど)。

(小野東)

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