あのさくらまやちゃんが、益々すごいことになってます。

昨年の紅白歌合戦でも、メディアに搾取され過ぎてすっかり疲れ果てた顔の大橋のぞみちゃん（もっと労ってあげて！）を尻目に、中空の何かを凝視したまま歌い切る、という迫力あり過ぎるパフォーマンスで、お茶の間を黙り込ませたまやちゃん。


TVでさかなくんの存在が霞んだ貴重な瞬間

子供らしからぬその堂々とした歌いっぷりとコブシ回しは、彼女の宿業を感じさせるには十分なシロモノだったわけですが、そんなまやちゃんがまたしてもその凄みを滲ませてしまっています。


大人気のチビっ子歌手さくらまやがなぜか記者と火花！！（ゲンダイネット）

新曲「ノラ猫三度笠」のPRも兼ねて、浅草警察署の一日署長を勤めたまやちゃん。

特注の制服に、「よくこのサイズの制服があったなぁ～」と思わず感心したまやちゃんに、某スポーツ紙の記者が「幼稚園の制服みたいで可愛い！」と順等なツッコミ。

すると、まやちゃん、


「今、言ってはいけないことを言いましたね」
「今、言ってはいけないことを言いましたね」

と、その記者を睨みつけ何度もリピートしたというではありませんか。

こ、怖い！

端正なんだけど若干黒目がちな容貌の彼女が、ちょっとドスのきいた、芝居がかかった台詞をいうと、それだけで楳図かずおキャラのような凄みがあるんだけど、今回に関しては、自らネタフリをした上でのこの切り返し。

恐らく、事前にこの記者と打ち合わせしていたに違いありません。

さらに記事によると、実はまやちゃんとこの記者との間の蜜月は今に始まったことではなく、紅白のリハーサル取材の段階で、この記者が

「（記事で）使うかどうかわからないけど……」

と前置きして質問すれば、まやちゃんは


「使わないなら何で聞くんですか！」

と切り返したとか。

この記者を利用とした、まやちゃんの明確なキャラの立て方。もう、間違いありません。

彼女はメディアに使われる気なんてさらさら無い！
むしろ、メディアを使う側にまわったんだ！

11歳にして、芸能界という荒波をどんな手段を使ってでも乗り越える覚悟を完了してしまったさくらまやちゃん。我々は当分の間、彼女から目を離すことはできそうにありません。

最後に、ベタでも申し訳ありませんが……


まや、恐ろしい子！


「私の時代は終わった……」と安堵するのぞみちゃん

（小野アヅマ）

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