日本でも公開中の『ニュームーン/トワイライト・サーガ』。
アメリカじゃ、歴代全米興行収入の初日記録１位になった超大ヒット作です。


斎藤は前作の『トワイライト～初恋～』のほうしかまだ観てないのですが、
正直、ツッコミどころ満載の映画でした。



まず、ヒロインがかわいくない。
スパイダーマンシリーズにおけるキルスティン・ダンストちゃんと同じく、
全然守ってあげたくない風。
自分で敵の一匹や二匹、アゴの先で刺し殺しそうなくらい逞しい顔なんです。

でもだからこそ、そこいらのソバカス矯正ティーン女子でも
「この女が愛されるならアタシだって愛されるはず…」
と思える、いい具合の顔なんでしょう。


そして、ヴァンパイア一家が白塗り過ぎ。
世を忍んで地味に暮らしてる設定のはずが、
山海塾並に白いグループじゃ、目だってしょうがないわ。
学園の皆さんはなぜあの白塗り一家を不審に思わないのでしょうか…。

まあお耽美にとって色白ボーイは必要不可欠な要素なので、
やるならとことんやったれ、というところかしら。


あと、一目惚れの理由が結局のところ
「血が美味しそう」ってことみたいなのもすごい。

「アタシの体が欲しくてたまらないのに、必死でガマンしてる男」
ってのが女子的にはたまらない設定なんでしょうけど、
アタシは「グズグズしとらんと、はよ食べて～」
と思うタイプなので、それもピンと来ない。


というわけで、ヒットの理由は分かるものの、個人的には微妙だったのです。

でも、続編の予告を観たら、すんごく観たくなっちゃった。


だって……あの狼男クンが、すげーかわいくなってる！

前作じゃ、五輪真弓さん並のロン毛で、あんま惹かれなかったんですが、
今回は髪をばっさりカット、しかも増量マッチョになってる上に、
一族総出でヌードを見せる見せる！



きゃーん！



食べて～！



一族みんなで食べて～！


ヴァンパイアさんには申し訳ないんですけど、
絶対、狼一族のほうに嫁入りしたい。


さっそくこのポルノ映画（チガウ）を観に行かねばと思ったものの、
一人では映画を観に行けないウブ娘38歳なので、
ドリュー・バリネコさんを誘ってみたら
「興味ないわ。
　アタシは『仮面ライダーMOVIE大戦2010』の電波人間タックルと蜂女を観に行くわ」

と、一人で及川奈央ちゃんの勇姿を観に行ってしまったのでした。


ブンブンブン…

まあ、それもオシャレな選択だとは思うけど…。


小野東はしっかりもう観に行ったみたいなのですが、
日本なのに、白人ティーンの娘さんグループがしっかり来ていて、
狼一族が脱いだりするたびに歓声をあげていたそうな。
やーん、そのグループに混ざりたかった～。

誰か一緒にニュー・ムーン観に行って、歓声あげましょうよー。

（斎藤ヤスキ）

↓ヴァンパイア派のアナタは右、狼一族派は左、両方イケる欲張りさんは真ん中クリッコ
　　

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