年末、というにはまだ若干気が早いですが、Campy!では今年活躍した人々を少しづつ振り返っていきたいと思います（1回限りの可能性もぜんぜんあり）。

今回取り上げるのは……


日本で最も金の匂いがする小学生、大橋のぞみちゃん。

ご存じ、「歌が下手だから」という理由で宮崎駿監督に見出されたリトル・ディーバ。昨年は映画『崖の上のポニョ』の大ヒットにともない、怒濤の勢いでTV出演が続きました。

あまりにもテレビで「ぽ～にょぽ～にょぽにょ」歌いすぎたため、宮崎駿先生は「（歌が）上手くなってしまった」と完全に興味をなくしたみたいだけれど（勝手な推測）、CM業界ではまだまだ大人気。なんと今年出たCMの数が15本（wiki調べ）。

・旬（すぐ大人になっちゃう）
・安い（子役だから）
・安心のおいしさ（ジブリのお墨付き）

と、まるで秋口の秋刀魚のような大活躍ぶりでした。

個人的には、夏頃にオンエアされていた日本科学未来館「お化け屋敷で科学する」のCMに出ていたのぞみちゃんが、テーマに合わせたのか、霊能者のような白いワンピースに趣味の悪い数珠のようなネックレス姿でニコニコしていたのが、未だに頭にこびりついて困っています。


子供らしいカワイイ格好させてあげればいいじゃん…

そんなのぞみちゃんも、さすがに年内が賞味期限かと思われましたが、『崖の上のポニョ』がアカデミー賞長編アニメーション部門賞審査対象に決定し、最終候補にまで絡むようなことがあれば来年の活躍も固そう。さすがジブリブランドは強い！

万が一、ポニョが賞レースから外れたとしても、橋田壽賀子ドラマあたりにしれ～と出ていそうな、微妙にしょっぱめな顔なのもCampy!的には好ポイント。

そんな大人の都合に振り回されつつも大活躍したのぞみちゃんには、Campy!が選ぶ2009年・資本主義のブタ賞（※）をさしあげちゃいま～す！

（次点：こども店長）

※のぞみちゃんは悪くないんだから！のぞみちゃんを便利使いし過ぎている周りが悪いんだから！

（小野東）

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