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読者の皆様、はじめまして、元女装(一応カテゴリーはドラァグクイーン)、今は海外で総合職という名のOL業をしてます、パラ江です。
パラ江

ちょっと突拍子もない名前のような気もしますが、この名前で山なし谷のみでオカマ業界8~9年近く生きてきたので、いまさら「SAYAKA」とか「HITOE」とか横に倒したりできません。

元女装、といっても、引退などした記憶は特にないのですが、前回いつ自分の顔にメークをしたか思い出せないので、つまりですね、
前回が思い出せないくらい挿入感がない子宮をして、現役と言えるかというと難しいわけでして、現役女装とは言えない気がするのです。


パラ江の「世界の女装から」
第1回 ロンドンの夜は白人×黒人ダブルマッチョと…

今、ロンドンに住んでいます。
海外旅行をたしなむ読者の皆様ならご存知だと思いますが、ロンドンは今すごいバブル(環境を重視しながら、石油で儲けてるのよ)なので大変、物価が。
土地もすごいから、家賃もすごくて、普通のワンルーム(Studio)をそこらへんで借りようとすると、月30万くらい最低かかります。

日本だったら、青山住めるのに(という発想が貧乏)。

そこで、お金のない人たちは、フラット(アパート)をシェアすることになります。
フラットと言ってもベッドルームが複数あるのが欧米スタイルなので、プライベート空間はお互い確保できるわけ。
私は結局ネットで探して、ゲイのフラットメイトと住んでいます(ゲイ向けシェアサイトも充実してるの)。

邪まな心が働いて、なぜかとびっきり可愛いフラットメイトになってしまい、大変な想いをしています。だって、女ならわかるでしょ、ブスな男が一緒なら屁でもゲップでもできるけどさー、一緒に住んでるのが、顔も可愛くて、体もマッチョで、かつ警察官よー、しかも名前がフセイン。25歳(私28歳)。家中フェロモン、むんむんです。

家に帰ると、これがソファーに寝転がりながら、笑顔で「やあ!」と言ってくれます。
これが、寝転がってるのが体重150キロくらいの煮ても焼いても食えなそうな汚らしい外人だったら、どんなに楽だったことか!
そういうフランス人もいたんですけどねえ、フラット探してるときに。なぜかそのおデブちゃんはイギリス人を選んでいったわ、、、
すごくワイアレス(やたらなんでもワイアレスでできることを自慢された)だった……(遠い目)

数週間前の日曜日、外出から帰ってきて普段通りにフラットに入ろうとしたのです。
いつも通り部屋の鍵を開けようとすると、向こう側から必死に鍵を抑える音が。
と、突然扉がガチャ!っと開いて、向こうからフセイン君が見えたのです、

パンツ一丁で。

まあ、日曜の9時そこそこでパンツ一丁なんて、随分お洋服嫌いなのねえ、健康法の一部かしら、

と思って、まあここはイギリス、国民の男性のほとんどがベッドではパンツ一丁だから、就寝準備の一環、
かな、と思ったら料理してる。
パンツ一丁で?

あら、随分逞しい黒人がベッドルーム方向からリビングへ。
すんごい筋肉ムキムキー、ってこちらも上半身裸。
でも、この人知らないし。

あ、そういうことね。

私が鍵をガチャガチャやっている10秒間。
二人とも(行為後、リラックスタイムで)リビングでパンツ一丁だった。

フセイン君「やばい、同居人帰ってきた、せめてジーンズはいて!」
マッチョ黒人セクフレ「あ、ベッドルームに置きっぱなし!」
フセイン君「これはもうパンツでやりすごすしかない」

の、やりとりの結果なのね、、、
やだー、高校生が親に内緒で家でエッチしてるみたいで可愛いー。

とは言いきれないこのイケナイ大人臭(立派に全身毛が生えたマッチョな男が二人で薄暗いリビングで余韻を楽しむマッタリモード)に負けてしまい、意外とどんなシチュエーションでも動揺しない自信があるのですが、
「やあやあ、僕の名前はパラ太です」
と挨拶もそぞろに自分のベッドルームに引っ込んでしまいました。
だって気まずいんだもーん。

そこからよ、
もう絶対2回はやってるだろう、お前ら、と思ったらもう1ラウンド、
隣の彼らのベッドルームから
「あああああああああ、うううううううううううう、ふうふうふうふうふう、あああああああああ」
って平仮名で書くと生々しいのね、
一日の最後の愛の確認行為、にしては大変な作業。
欲張りさん。てか、そんなに好きなんか。

ロンドンの夜は白人×黒人ダブルマッチョと…

先日、彼の部屋を見ていたら、
直径25センチ、周囲15センチはあろうかという黒い張り型(一人遊び用大人のオモチャ)を発見いたしました。
黒、そうね、黒くないといけないのね。
黒いのが大人の証なのね。

ちなみに、括約筋は相当のことをしない限り、そこまで伸びきったりしません、
怖がることはないから、皆さんも、色々やってみてください。
世界にはもっともっとがんばってる人がいます。

ま、ここから先にも話はあるけど、それは次回で。
チャオ!

最後に、欧州の雰囲気を動画でお楽しみください。
「世界の車窓から」コート・ダ・ジュール

(パラ江/ゲストライター 田中リオウ/イラスト)

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