先に離婚を発表された永遠のペド・アイドルこと安達祐実たん。

そんな祐実たんの代表作というと『家なき子』や『ガラスの仮面』など、子役時代の作品があげられがちなんだけれど、ここ最近でいうとダントツでよかったのが『積木くずし』の不良役。


コントの舞台裏じゃないよ！

思春期の傷付きやすい、そして触れるもの皆傷つけてしまうような繊細な感情を、実年齢と身長のアンバランスさという彼女最大の武器を駆使して、遺憾なく表現しておりました。

Campy!メイン読者層である30オーバーのオカマ＆オカマ女の皆さんもきっと、「ああアタシあの頃ガラスのハートを持っていた。もう砕けちゃったんだ……」とセンチメンタルな感慨に浸りながら見入っていたはず。

そんな、青春を回顧する材料になりはてた「スケバン」（念のため若ぶりたい一部の読者にも説明すると、「スケ＝女」「バン＝番長、番をはっているような不良」　つまり女番長や女不良）文化、すっかり死滅したものと思われていたのに、なんと東京の八王子で発見されちゃったんです。

金欠女子高生「タイマンか金出すか」　たばこ近づけ恐喝　八王子市（産経新聞）

なんでも高2の女子生徒複数が、川で水遊びをしていた中学2年の男子生徒5人に「有り金全部もらうよ。タイマンはって勝ったらいいよ」とカツアゲしたのだとか。

更にその後、中学生男子相手にうまくいって気を良くしたのか、今度は高2の男子生徒ら3人にも「タイマンするか、金を出すか」と迫り、計3500円を恐喝した疑い。

いた！こんなところにスケバンが生き残っていた！

まあカタギに迷惑かけている時点で詰めが甘いんだけど、女子でありながらあくまで男子相手のタイマンにこだわるその姿、硬派と言えなくもない。

しかも、犯行の理由が
「健康ランドでオールナイトで遊んだら金がなくなり、カツアゲを思いついた」。

なんだかちょっとほのぼのしちゃうんだよッ！


カツアゲだって立派な犯罪なんだ。
きちんとスジ通すんだよッ！

（小野東）

お正月、深夜にひっそり放映していた松浦亜弥版のスケバン刑事を
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