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ここ数年の映画の中では、「SATC」に並んでダントツでオカマ度が高かった「プラダを着た悪魔」!


どちらの映画でも衣装を担当している「ファッションのお化け」ことパトリシア・フィールドおばちゃま

Campy!読者のオカマ女の皆さんも、この映画の持つオカマ魂にもれなく共感しまくっていたはず(もちろん主人公の小娘ではなく、鬼女編集長のほう

そんな鬼女を渾身の女優力で演じきった(あるいは)ハリウッドを代表する大女優メリル・ストリープが、かつての苦労話を吐露していました。

大女優メリル・ストリープ、「ブス」と呼ばれて役を落とされた過去(エイガ.ドット.コム)

ひ、ひぃ!
なんて挑発的な見出し

なんでも、メリルたんが1976年に「キングコング」のヒロイン役のオーディションを受けた際、イタリア人の大物プロデューサーが「女優志望の小娘ごとき、まっさかイタリア語などわかるわけあるまい」とふんでしまったらしく、あろうことかメリルたんの目の前で、『こんなブス、なぜ前もって自分に知らせない!』とイタリア語で自分の息子と会話していたのだとか。

イェール大でバッチリイタリア語も勉強していたメリルたん、即効イタリア語で(そして多分、とびっきりの笑顔で)この大物プロデューサーに返答。


気が利かなくてすいませ~ん、とかなんとか

ぎゃァ!
毛の生えたぎゃっ!

なんて、なんて恐ろしいミステイク……。

結局「キングコング」のヒロインには、後に(別の映画でだけど)アカデミー賞を受賞することになるジェシカ・ラングが選ばれ、上記の記事でも書いてあるように、この大物プロデューサーとやらの目はある意味確かだったことが証明されているわけだけど、一方で、「キングコング」が公開された翌77年に映画デビューを飾り、さらに78年には早くもアカデミー助演女優賞にノミネートされたメリルたんの大躍進を、この大物プロデューサーとやらは絶対苦々しく思っていたはず。むしろ、日増しに恐怖を募らせていったはず!

メリルたんはメリルたんで、「キングコング」のキの字も出さずにこの大物プロデューサに接し続け、でも会話は見事なまでにイタリア語オンリーという執拗さ……。

1982年、「ソフィの選択」でついにアカデミー主演女優にまで上り詰めたメリルたん。いよいよ恐怖に耐え切れなくなった大物プロデューサーは、授賞式の翌日メリルたんの元を訪ねると、一生人豚になる密約を交わしたとか交わさなかったとか。きっと上記記事のインタビューを受けていた間中も、メリルたんの人間椅子として同席していたに違いないよ、ううぅ……(ここまで妄想)。

オカマとオカマ女の間で、日常茶飯事のように飛び交う「ブス」という単語。
このように、時と場合(と言う相手)によっては、その後の人生を大きく変えてしまうミラクルな単語になってしまう可能性だってあるのです。

もちろんCampy!が世の女子に向かって放つほとんどの「ブス」は愛の言葉
Campy!読者のオカマ女のみなさーん! Campy!からたくさんの「ブス」を受け取って、メリルたんのように素敵に羽ばたいて!

(小野東)

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でも、男子向けに「ブス」と使う場合は本気の下げ言葉。
ちょっと気になる男子にはあくまで「ブスかわいい」使用が基本だよ!に同意クリック↓
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