ゲイの好みの多種多様さは、ノンケ女子のソレにくらべると異様なほど広いかも。
ジャニーズのような華奢美少年がイケる人（ジャニ専）もいれば、体重3桁越えが最低条件の超デブ専（ミケ専とかいわれます）、とにかく（大幅に）年上が大好きな老け専（ある一定を越えると看取り専）、などなど。

その中でも、最もノンケさんに伝わりにくいだろうなぁと思うのが、イモ専。

尻にイモをつめた聖職者（サンケイスポーツ）

↑のニュースのように、肛門愛好が過ぎて異物挿入をどんどん試した結果、最終的に天然のジャガイモに行き着いた研究熱心な人。ジャガイモしか愛せない人。

ではもちろんなくて、

畑から掘り出したばっかりのジャガイモのように、ボコボコでゴツゴツ、でも味わい深い、不格好かつ素朴なイモのような顔（＝イモ顔）が大好きな人たちのこと。

イモのような顔、って言われても正直よく分からないと思うけど、最近だと柔道の石井慧選手なんかがイイ例。


イモというより、若干亀頭っぽい

ガールの皆さんは、藤原紀香のようなマッチョ食いでもないかぎり「うわぁ～、やぼったい」と敬遠しそうなところですが、実はこれが、ゲイの中でも常に需要の高い人気の系統。

「素朴そう」「おぼこそう」というキーワードに、世間のすれたオカマたちは、自分には存在しないファンタジーを敏感に嗅ぎ取ってしまうのです。

しかし、このイモ顔たち。
ゲイに目覚める前は、ノンケ社会で大概ブス扱いをされてきた（はず）なのに、ゲイデビューした途端にイモ専にチヤホヤされるものだから、その反動の大きさに悪女へと目覚めてしまう率が結構高い。

普通、悪女っていうと米倉みたいな派手顔の猛禽女を連想すると思うんだけど、どっこいゲイ業界の場合、初めて家庭科の授業で作った粉ふきいもみたいな顔の悪女が其処此処に存在。街中、煮っ転がし状態！


二丁目は母の味……

そのため、安らぎを求めてイモ顔に手をだしたはずなのに、気が付いたら大林雅美以上の悪女だった！（微妙）という被害は後を絶ちません。そして、それでも懲りずにイモ顔に手をだしてしまうイモ専のオカマたち。

Campy!読者のガールなんかだと、一般のノンケ女子に比べて、実生活でもオカマとの遭遇率は高い方だと思うんだけど、もし万が一、天狗になっちゃった勘違い系イモ顔オカマを見つける機会があったら、是非是非お顔をしみじみ見つめた上で「アンタ、本当にオカマに生まれて良かったねぇ～」と、ノンケ社会の厳しさを思い知らせてあげてください。

（小野東）

Campy!ガールズのみんなは女装に生まれて本当に良かったねぇ……
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