最近、ものすごく個人的に気になってしょうがないのがアットローンのコマーシャル。

ユースケ・サンタマリアや高橋克典さんを経て、2008年度からは大塚寧々さんがCMキャラクターを担当されています。みなさんもすでに何回かご覧になっていることでしょう（観たことない人はコチラからご覧いただけます）。


↑アラフォー世代ど真ん中の40歳

多分、寧々姐さんは仕事に燃える若い男性社員を色々と気遣う面倒見の良い女性上司（同僚？）という役回りなんでしょうが、二人の年齢が微妙に離れすぎていてちょっと怖いんですよ。


↑残業で一人残る後輩に栄養ドリンクを差し入れするためだけに、わざわざ退社後に会社に戻ってくるアラフォー女！　ほっぺに冷たい栄養ドリンクでドッキリ…、世代を感じさせますよね！


↑仕事でミスした後輩を励ますためだけに、いちいち背中越しに内線をかけるアラフォー女！

なんか寧々姐さんがスッゲー得意気なんですが、後輩の驚きようが尋常じゃないっす。どう見ても嬉しいってよりも、引きまくってる演出になっちゃってると思うんですけど…


↑本当に嬉しくなさそうな表情なのがよいです

正直ね、20代の独身男性にしてみれば同じ会社のアラフォー女なんてアンタッチャブルな存在なわけじゃないですか。仕事は頼みづらいうえに、日常的な会話でさえもNGワードが多すぎて振りにくいですからね。

このＣＭを観ていると、まだまだ気持ちは若いつもりのアラフォー女と男会社の温度差みたいなものを感じてしまい、とても世知辛い気持ちにさせられます（やっぱり女性側に感情移入）。

でも、いくら面倒見の良い女性という設定でもこれはセクハラ面倒見すぎのような気もするんですよねー。ぶっちゃけ、目をかけるってゆーよりも、目をつけるって感じですよ。ムフフ、いいＣＭです。

そしてこれまた寧々姐さんの枯れはじめつつもまだまだ色気が残る感じがなんとも絶妙なんですよね。きっと女性はこれからもっともっと強くなれると思います。

（田中リオウ）

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