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突然、語学留学に行ってしまい、その甲斐があったのかなかったのか分からないままに戻ってきていたKAT-TUNの赤西仁くん。きっと、魔がさしたんだよね…。
そんな彼が、オネエさん方にも人気の高かった『anego』以来の連ドラ出演、そして連ドラ初主演を果たした『有閑倶楽部』がスタートしました。

有閑倶楽部

有閑倶楽部(日本テレビ)
http://www.ntv.co.jp/yukan/


この『有閑倶楽部』の原作コミックは、30代女にはたまらない名作。
そして、当時の少女マンガにしては、見事なキャラ設定に、事件勃発系の読みきり展開と、どちらかというと少年マンガ的な構成だったので、嗜好が男と女の狭間に揺れるオカマやオカマ女にはますます相性が良かったのではと思われます。

そもそも、著者の一条ゆかり先生の作品はオカマ好きするものばかりで、古典の代表作は、昼ドラ的ドロドロ展開たっぷりの『砂の城』。ドラマ版ではあのボタバラの中島丈博大先生(きっと大先輩でもある)が脚本を担当したほど。
それ以外にも『デザイナー』『女ともだち』『おいしい男の作り方』『プライド』などなど、タイトルだけでも伝わりそうなオカマ感覚なネタのオンパレードなのですよ。
甘い砂糖菓子的な少女マンガじゃなく、意地悪目線で女の心理を描き、自立した強い女たちをばんばん登場させた一条ゆかり先生は、本当に早かった。すごいよ、ゆかり!(呼び捨て)
てなわけで先生には、少女マンガ家界、最初の「オカマ女」の称号を授与させていただきます。素晴らしい栄誉です。

ちなみに、名前が似てるけど、一条さゆり先生は、伝説の特出しストリップ嬢(後に火だるま)なので間違えないでね!


さてドラマのほうは…、関ジャニ横山くんが菊正宗清四郎ってのにはかなり違和感を感じますが、ほかの五人は原作のイメージをそれなりに踏まえたキャスティングでした。とくにジャニーズ縛りがなかった女性陣3人の雰囲気はまずまず。
ゴージャス女好きの斎藤は子供の頃から、宝石商の娘、黄桜可憐のファンだったんですが、PINKYモデル鈴木えみちゃんの派っ手~な顔は、納得ですね。
ただ…ドラマそのものは…あんまりこれを観てるヒマはない(not有閑)かなーってかんずぃ?(ウマイ!)

個人的には1986年に単発ドラマ化(あの月曜ドラマランド!)された時の、国生さゆり主演バージョンが忘れられません。
この時の松竹梅魅録(今回の赤西くんの役)は、なんと豊原功輔が演じてたんですねぇ。
国生&豊原が高校生役…。20年ってすごいわ。

(斎藤ヤスキ)

有閑倶楽部 (1) (集英社文庫―コミック版) 有閑倶楽部 (1) (集英社文庫―コミック版)
一条 ゆかり (2000/05)
集英社
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