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テレビ
2008.05.06
2006年後半から使われ始めた「アラサー」。
ご存知の通り、Around 30の略で、
「ルーズソックス、茶髪、プリクラ」の洗礼を受けたコギャル達が、
ちょうど30歳前後の女性になっている、つうことから注目された世代です。
ところが、それからまだ1年くらいしか経っていないっつうのに、
今度はもう「アラフォー」ですよ。
1年で10歳も加齢!
スピーシーズ並の急速成長にビックリです。
まぁ、今のところ、
TBS系の金曜ドラマ『Around 40~注文の多いオンナたち~』が言ってるだけなんですけどね。

これ、ドラマのプロデューサーさんいわく
「35歳から44歳までのアラウンド・フォーティー世代の女性に向けたドラマ」
ですって。
35歳もアラフォーに含まれるって知って、けっこうショック。
斎藤なんて36歳だから、もう確実にアラフォーに巻き込まれてるんだ…。
いやいやっ(だだをこねるアラフォー中性)。
って、まんま番宣で「39歳と40歳は違うのよ~ッ!」って叫んでた主演の天海ネエさんと変わらない、悪あがきでしたね。
ほんと、オンナとオカマは年齢に対して往生際が悪いわ。
こうなるとシンパシーを感じないわけにはいかないので、しっかり初回から見させていただいてます。
いわゆる内館ドラマみたいな下品さはありませんけど、十分にニヤニヤしたり共感できる良作。
天海祐希、大塚寧々、松下由樹のキャラ分けがよくデキてるんですが、オカマ的には、松下由樹ねえさんのイタい主婦っぷりがたまらないはず。
印象的だったのが、第2話。

結婚相談所の(よりによって)片桐はいりさんに年齢的に辛らつなことを言われ、落ち込む天海ネエさんに、
後輩役の大塚寧々が、バツイチの弁護士役・寺脇康文を紹介するのです。
3人にくわえ、おせっかいな友人役・松下由樹も同席する場で、
あと一歩でプロポーズってな時に、寺脇がこんなこと言い出します。
「やっぱり女性は男性と違って、
仕事だけしていても幸せにはなれませんからね」
ここで松下さん、「そうですよね~!」と笑顔で相槌。

「どれだけ世のため人のためになる仕事をしていても
女性として幸せじゃなきゃ
幸せな人生とは言えない。
これからですよ、さとこさん(天海)は!」
ここで一気に天海さんがドンビキ。
大塚寧々が察して止めようとするけど、
天海ネエさんは
「私はそうは思いません!」
と仕事への情熱を語り、寺脇をフルのでした。
3人のキャラが見事に出ている上に、
男に従属しない女の生き様をしっかり主張している名シーンです。
なんで天海さんが怒っているのかも分からず、
「何? どういうこと~?」と焦る松下さんのボケ演技も、
「そのポリシーは飲み込んで、ここは妥協しといてくださいよ!」という寧々のスタンスもほんと分かりやすかった。
あと、こういう役に寺脇康文ってのもナイスキャスティング!
(アタシの友達の元高級クラブホステスに聞いた話だけど、
寺脇さんって、女好きっぷりむき出しのかなーり下品なオッサンだったみたいよ~)
男だろうが女だろうがオカマだろうが、
つがいで生きることこそが幸せなタイプもいれば、
やりたいことをやる人生こそが幸せなタイプもいるっつーことだと思うんですけどね。
仕事・結婚など総取りを狙う設定の寧々が、さっそく
「あなたは人に幸せに見られることばっかり願ってるけど、そんなの本当の幸せじゃない」
的に突っ込まれてたりもしていて、
今後、それぞれのスタンスのアラフォー女達にどんな答えが出されるのか楽しみです。
ついでに、
アラフォー・独身・仕事もグダグダ、なオカマへの答えも出してほしいんですけどぉ。
いえ冗談でなく!
(斎藤ヤスキ)
↓クリックの数だけ若返る。そんな気がする!
ご存知の通り、Around 30の略で、
「ルーズソックス、茶髪、プリクラ」の洗礼を受けたコギャル達が、
ちょうど30歳前後の女性になっている、つうことから注目された世代です。
ところが、それからまだ1年くらいしか経っていないっつうのに、
今度はもう「アラフォー」ですよ。
1年で10歳も加齢!
スピーシーズ並の急速成長にビックリです。
まぁ、今のところ、
TBS系の金曜ドラマ『Around 40~注文の多いオンナたち~』が言ってるだけなんですけどね。

これ、ドラマのプロデューサーさんいわく
「35歳から44歳までのアラウンド・フォーティー世代の女性に向けたドラマ」
ですって。
35歳もアラフォーに含まれるって知って、けっこうショック。
斎藤なんて36歳だから、もう確実にアラフォーに巻き込まれてるんだ…。
いやいやっ(だだをこねるアラフォー中性)。
って、まんま番宣で「39歳と40歳は違うのよ~ッ!」って叫んでた主演の天海ネエさんと変わらない、悪あがきでしたね。
ほんと、オンナとオカマは年齢に対して往生際が悪いわ。
こうなるとシンパシーを感じないわけにはいかないので、しっかり初回から見させていただいてます。
いわゆる内館ドラマみたいな下品さはありませんけど、十分にニヤニヤしたり共感できる良作。
天海祐希、大塚寧々、松下由樹のキャラ分けがよくデキてるんですが、オカマ的には、松下由樹ねえさんのイタい主婦っぷりがたまらないはず。
印象的だったのが、第2話。

結婚相談所の(よりによって)片桐はいりさんに年齢的に辛らつなことを言われ、落ち込む天海ネエさんに、
後輩役の大塚寧々が、バツイチの弁護士役・寺脇康文を紹介するのです。
3人にくわえ、おせっかいな友人役・松下由樹も同席する場で、
あと一歩でプロポーズってな時に、寺脇がこんなこと言い出します。
「やっぱり女性は男性と違って、
仕事だけしていても幸せにはなれませんからね」
ここで松下さん、「そうですよね~!」と笑顔で相槌。

「どれだけ世のため人のためになる仕事をしていても
女性として幸せじゃなきゃ
幸せな人生とは言えない。
これからですよ、さとこさん(天海)は!」
ここで一気に天海さんがドンビキ。
大塚寧々が察して止めようとするけど、
天海ネエさんは
「私はそうは思いません!」
と仕事への情熱を語り、寺脇をフルのでした。
3人のキャラが見事に出ている上に、
男に従属しない女の生き様をしっかり主張している名シーンです。
なんで天海さんが怒っているのかも分からず、
「何? どういうこと~?」と焦る松下さんのボケ演技も、
「そのポリシーは飲み込んで、ここは妥協しといてくださいよ!」という寧々のスタンスもほんと分かりやすかった。
あと、こういう役に寺脇康文ってのもナイスキャスティング!
(アタシの友達の元高級クラブホステスに聞いた話だけど、
寺脇さんって、女好きっぷりむき出しのかなーり下品なオッサンだったみたいよ~)
男だろうが女だろうがオカマだろうが、
つがいで生きることこそが幸せなタイプもいれば、
やりたいことをやる人生こそが幸せなタイプもいるっつーことだと思うんですけどね。
仕事・結婚など総取りを狙う設定の寧々が、さっそく
「あなたは人に幸せに見られることばっかり願ってるけど、そんなの本当の幸せじゃない」
的に突っ込まれてたりもしていて、
今後、それぞれのスタンスのアラフォー女達にどんな答えが出されるのか楽しみです。
ついでに、
アラフォー・独身・仕事もグダグダ、なオカマへの答えも出してほしいんですけどぉ。
いえ冗談でなく!
(斎藤ヤスキ)
↓クリックの数だけ若返る。そんな気がする!



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