隆盛華々しいオネエ系タレントの中でも、いつのまにか異質な存在になってしまった人といえば…（ヒント：ダンスナンバーがヒットした「ま○け○」）


そう！マツケンこと松平健！


大地真央とはレズビアン婚だったと言われ続けた（根拠なし）松平健！


振付師の真島茂樹とは一体どんな関係なのか（多分仕事の関係）松平健！

ではなくて…
もう少し地味な…


そう、まえけんこと前田健が正解。

あややのモノマネでブレイク！と、序盤（といっても芸歴を考えると全然序盤じゃないけど）はかなり軽やかな滑り出すをみせたものの、意外とフリートークが苦手だったり、「平成教育委員会」で半端な優等生ポジションにおさまっちゃったり、と小市民っぽい生真面目さ（＝多分、オカマに結構ありがちな、小学生のころは学級委員長とかやらされてたキャラ。自分がそうでした）が災いして、オネエ系の中でも、なんとな～くハジけそこねちゃった感じ。

さらに、顔の各パーツの造作は間違いなく男なのにも関わらず、目だけはなぜかオンナ、という正しいオカマ目線で「カンニングの竹山さんがタイプ。愛人でもいい」とかいっちゃうあまりにも生々しいゲイ性で、とりあえず表面だけは軽やかに繕っておくその他のオネエ系タレントとは、だいぶ一線を画した存在に。

そんなまえけんの、唯一の「軽み」といってよかったあややネタも、最近では本家の松浦亜弥自体がパッとしていなかったり、顔もかわいけりゃトークもおもしろいという最終兵器のようなニューハーフタレント・はるな愛ちゃんに「エアあやや」としてネタごと食われてたり、あまりに泣きっ面に蜂な惨状に、せつない！せつないよ、けんたん！とか勝手に同情して盛り上がっていたら、どっこい図太く生き残っていましたこの人↓

マエケンが江口ナオを激写！カメラの腕見込まれプロデビュー

あれれ？芸人から急にアーティストに転向しちゃう系なの？鶴太郎とかジミーちゃんなの？（顔の系統は近いけど）なんて不安にも思ったけど、そこはそれまえけん。

カメラを始めた切っ掛けも

「（片想いした彼がカメラマンで）彼に好かれたい一心で、キヤノンの一眼レフのデジカメを買ったんです。教えてもらおうと思って」
「（告白したけど玉砕して）ふられたからや～めた、じゃ、もったいないと思い、そのまま趣味で続けていたんです。その写真がサンスポに載ったおかげで、お話をいただきました」

という、いかにもしょっぱいイイ話。
さらに今後の展望に続いて訪ねられれば

「大好きだったカンニング竹山さんが結婚して、今はケンドーコバヤシさんに片思いです。ケンコバさんのふんどし姿を撮りたい」

と、ヌード画像の撮影を終えたばかりのケンコバに、なんとも間の悪いラブコール。
こ、このヌメっと感、間違いなくあんたはまえけんだよぉぉ！（当たり前）

実は、ゲイであることをハッキリと公言している、数少ない芸能人の1人であるまえけんたん（意外とぼかしてる人の方が多い）。
無理になんかハジけなくたっていいんだから、これからもヌメっとどんより、ワン・アンド・オンリーの存在でいてください。
Campy!はアナタのその生々しさ、応援していますよ～！

（小野東）

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