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[ゲスト] 世界の女装から
2008.03.25
パラ江です。
昨日はイギリス人のお友達と映画を観に行ってきました。
イギリスではアメリカと同じく、映画に鑑賞可能年齢が設定されています。
セックスあったらR-15、殺人あったらR-18とか、とっても大味な感じで。
昨日私が観た映画は、
『スパイダーウィックの謎』といって、ハリーポッターを左手で書いたらこうなった、みたいな作品なんですが、
もちろんカテゴリーは甘甘のPG (Parental Guidance)で、どんな子どもにも親さえ一緒にいれば見せて良い、というディズニーなんかに付くもの。
キッズもたくさんいて、土曜の雨の夜をいかに潰すか、3分も考えないで思いついたお父ちゃん、お母ちゃんが、これなら大丈夫か、と連れてきた映画です。
ところが、映画の前の宣伝が始まると、なんだかやたらホラー映画の宣伝が多い。
One missed call (着信アリをハリウッドでリメークしたの)の宣伝までやってて、えぐいなー、と思ってたの。
そして、始まった映画の予告編が『DIARY OF THE DEAD』。
しょっぱなから
"Jesus! God's sake! The FUCKER won't die!"
と、子ども向けな作り。
もうガンガン銃撃ちまくってるし、それでもFUCKERはゾンビだけに死なないし。
慌てたのがお父ちゃん、お母ちゃん。
せっかく日ごろ子供たちに「fuckとかjesusとか言うんじゃありません(Don't swear!)」って言ってるのに、
大人がドルビー・サラウンドでfuck, fuck言ってるんじゃん。
さて。
私は、大学で専攻していたドイツ語を改善するため、こちらで週2回、ドイツ語学校に通っています。
木曜日に通っている学校はケンジントンと言って、ハイドパークの下辺りにあるのですが、それはそれは閑静な住宅街で、
ドヤ街に家がある身としましては、そこからの帰宅は
「青山から北千住までバスで帰る」
そういった気分でございます。
授業が終わってバスを待っていたのですが、すごく寒い夜だったのに待てど暮らせど全然バスが来ないの。
周りの人の会話を聞いていると、もうすでに1時間くらい来ていない様子。
でもせっかくバス停まで来たし、もうしばらく待ってみるかーと思ったんだけど、やっぱり1時間くらい待っても来ないし、そろそろi Podの充電も切れそう。
そうして、ようやく来たバスに乗りました。
運転手はインド人女性。
こいつなら任せられる、という中々の風格、っつーか、年齢。
そして、こっちの運転手にありがちな「客を睨み付ける」という一部の日本のドラァグクイーンのような過剰サービスもとくになく、「ああ、これで駅には行けるんだわ」と思っていたのです。
ところが、途中で
「大変、ここを右に曲がったら駅なのに、右折できない!
お客さん!
道教えて!」
と運転手席で叫び始めたのです。
イギリスでは結構あるんです、バスの運転手が道わからないこと。

そしたら、とてもお顔の整った白人男性がすくっと立ち上がり
「(右折禁止は)バス以外。よく見て」
と。
よかった、イケメンさん、ありがとう、、、これで、家に、帰れる。
でもアタシと一緒には、帰らないよね。。。
たぶん、アンタのほうが良い所住んでる。。。
私、ちなみに外専でもアジア専でもありません、もしくは黒くてやわらかいチンチン専門でもありません。
自分が気に入ったものなら、ブランドに関係なく買います。
昔、加藤晴彦もそう言ってました。
どこ行っちゃったんだろう、晴彦。。。
ホモ説あったのにな。。。
(パラ江/ゲストライター 田中リオウ/イラスト)
↓日本でも道を知らないインド人女性運転手のバスに乗ってみたい人はクリック
昨日はイギリス人のお友達と映画を観に行ってきました。
イギリスではアメリカと同じく、映画に鑑賞可能年齢が設定されています。
セックスあったらR-15、殺人あったらR-18とか、とっても大味な感じで。
昨日私が観た映画は、
『スパイダーウィックの謎』といって、ハリーポッターを左手で書いたらこうなった、みたいな作品なんですが、
もちろんカテゴリーは甘甘のPG (Parental Guidance)で、どんな子どもにも親さえ一緒にいれば見せて良い、というディズニーなんかに付くもの。
キッズもたくさんいて、土曜の雨の夜をいかに潰すか、3分も考えないで思いついたお父ちゃん、お母ちゃんが、これなら大丈夫か、と連れてきた映画です。
ところが、映画の前の宣伝が始まると、なんだかやたらホラー映画の宣伝が多い。
One missed call (着信アリをハリウッドでリメークしたの)の宣伝までやってて、えぐいなー、と思ってたの。
そして、始まった映画の予告編が『DIARY OF THE DEAD』。
しょっぱなから
"Jesus! God's sake! The FUCKER won't die!"
と、子ども向けな作り。
もうガンガン銃撃ちまくってるし、それでもFUCKERはゾンビだけに死なないし。
慌てたのがお父ちゃん、お母ちゃん。
せっかく日ごろ子供たちに「fuckとかjesusとか言うんじゃありません(Don't swear!)」って言ってるのに、
大人がドルビー・サラウンドでfuck, fuck言ってるんじゃん。
さて。
私は、大学で専攻していたドイツ語を改善するため、こちらで週2回、ドイツ語学校に通っています。
木曜日に通っている学校はケンジントンと言って、ハイドパークの下辺りにあるのですが、それはそれは閑静な住宅街で、
ドヤ街に家がある身としましては、そこからの帰宅は
「青山から北千住までバスで帰る」
そういった気分でございます。
授業が終わってバスを待っていたのですが、すごく寒い夜だったのに待てど暮らせど全然バスが来ないの。
周りの人の会話を聞いていると、もうすでに1時間くらい来ていない様子。
でもせっかくバス停まで来たし、もうしばらく待ってみるかーと思ったんだけど、やっぱり1時間くらい待っても来ないし、そろそろi Podの充電も切れそう。
そうして、ようやく来たバスに乗りました。
運転手はインド人女性。
こいつなら任せられる、という中々の風格、っつーか、年齢。
そして、こっちの運転手にありがちな「客を睨み付ける」という一部の日本のドラァグクイーンのような過剰サービスもとくになく、「ああ、これで駅には行けるんだわ」と思っていたのです。
ところが、途中で
「大変、ここを右に曲がったら駅なのに、右折できない!
お客さん!
道教えて!」
と運転手席で叫び始めたのです。
イギリスでは結構あるんです、バスの運転手が道わからないこと。

そしたら、とてもお顔の整った白人男性がすくっと立ち上がり
「(右折禁止は)バス以外。よく見て」
と。
よかった、イケメンさん、ありがとう、、、これで、家に、帰れる。
でもアタシと一緒には、帰らないよね。。。
たぶん、アンタのほうが良い所住んでる。。。
私、ちなみに外専でもアジア専でもありません、もしくは黒くてやわらかいチンチン専門でもありません。
自分が気に入ったものなら、ブランドに関係なく買います。
昔、加藤晴彦もそう言ってました。
どこ行っちゃったんだろう、晴彦。。。
ホモ説あったのにな。。。
(パラ江/ゲストライター 田中リオウ/イラスト)
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晴彦なら今週1でみのもんたとお昼の情報番組「おもいっきりイイテレビ」やってますわよ。
相変わらずですけど。
相変わらずですけど。
2008/03/26 Wed 00:44 URL [ Edit ]
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