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ヤッホ~☆
安請け合いってよくないわよね~。
あっ、前回言ってた、カルカン君が住む千葉まで行くって話ね。
次回更新は早めにするとか言ってたほうじゃないから、わかって。
いや~千葉舐めてたわ。
ディズニーランドに東京って冠するくらいだから
ほんのちょちょいの距離なんでしょ?って
ナニを舐めに行くテンションでもって千葉をも舐めてたわ。
だから、カルカン君からの誘いも二つ返事で
ミッキー!(オッケーの間違い)しちゃったのよね。
考えが甘かったわ。実際ちょっとした小旅行だったもの~。
あの冠、ほぼ東京だからとかそんな理由じゃ絶対ないと思う。
きっと浦安あたりまで東京都にしてしまおうとする計画に違いないわ。
なんの為かは知らないけど。
確かに浦安って東京都っぽい雰囲気あるじゃない?
千葉県民の東京コンプレックスをついた見事な作戦よね。
隣の行徳あたりにお住まいの人達なんかは、
ここもほぼ東京都だし~!とか必死アピールしてそう。
でもそれって違わない?もっと千葉プライドを持つべきと思わない?
そんなコトを考えながら電車に揺られること1時間強。
あまりに退屈だったので千葉県民を憂いてみたけど
それでも時間があまるほどに長い道のりだったわ。
なんで1時間以上もかけてわざわざ鍋を食いに?…とか
合コン1ヶ月前の話だし正直あまり顔とかおぼえてないのよね…とか
だいたい黄色い電車ってちょっと軽薄だわ(八つ当たり)…とか
東京から離れれば離れるほどメランコリックに。
まさにセンチメンタルジャーニー。
約束の駅に降り立つ頃には既に家を出る時のテンションも消沈。
きっと松本伊代を経て梓みちよ(メランコリー)になってたはず。
えじまを見つけて歩み寄ってくるカルカン君の足取りが
チーターみたいなステップ(三歩進んで二歩さがる)踏んでたもの。
実はかなり遠いって気づいた時点で
えじまの中の恋の炎は消火活動が始まってたんだけど
カルカン君のお部屋に入って2分で、わずかな残り火も完全鎮火したわ。
建物自体は綺麗なワンルームマンションなのに
お部屋が超野郎テイスト。むせかえる男の匂いが
すごいのすごくないのって、一体どっちよ。
万年床にテレビが置いてあるだけの寒々しい部屋なくせに
匂いは湿気を帯びたモンスーンみたくなってるの…。
千葉なのに東南アジアっぽい空気だった。行ったことないけど。
服や本といった生活品が足の踏み場もないくらいに床に散乱してるし。
床上収納って言えばオシャレに聞こえるかしら?(無理)
しょうがないからしっとりとした布団をまくりあげて座ることに。
それに、えじまは料理ができないのでよくわかんないんだけど、
豚肉と白菜と豆腐を煮込んだものを鍋と呼ぶのは合法なのかしら?
途中寄ったスーパーで、やけに買うものが少ないなーって
不思議だったんだけど、きっと買い足しに来たのねって思ってた。
具材が渾然一体になるのがお鍋の醍醐味のはずなのに
そんな一体感は微塵も感じさせない豚肉と白菜と豆腐煮込み。
男の子の鍋って要は肉があれば他はどうでもいいみたいね。
無駄に肉だけ3パック。キレイに平らげてたわ。
こーゆー粗野な感じって嫌いじゃないけど
あくまでも演出レベルであって欲しいの。
キャンプは楽しいけどサバイバルは勘弁、みたいな。
えじまがワガママなんだけどね。(姫っぽいとこあるし)
出来ましたよーって床に置かれた煮え立つ電気鍋を見て
一瞬、これは公園とかで見かける炊き出しよね?って思っちゃった。
家に居ながらにしてちょっとしたアウトドア感覚って斬新。
手渡されたお椀も発砲スチロール製だったし。
見た目の男の子っぽさが高ポイントなだけ余計に残念。
恋の炎が消えたあとに残るものといったら性欲のみ。
セックスの相性次第ではこのくすぶりも再燃可能だしね。
でも相性も良くなかったのよね…。
確かに野郎味あふれるタチだったし、えじまのおしりに
「触り心地スゲェー最高っす」って賛辞もいただいた。マジで。
だけど、女心ってもんをわかってないのよ~。そこって重要じゃない?
独りでオラオラ盛り上がっちゃって、温度差感じまくりだったわ。
えじまのほうが年上だし、どーみてもオッサンなんだけど
中身はお箸も縦に割るくらいのレディ。淑女といってもいい。
年下ボーイの手ほどきするようなすれっからし女じゃないわけ
ってか女ですらないわけ。(また言ってる)
いきなり頭を押さえつけられてガンガン腰をふられても
「スゲー美味いッス」なんて切り返し出来ないっつーの。
しかもお風呂入ったにもかかわらず饐えたような野郎臭ムンムン。
憧れの体育会系男子と実際はやっぱり違うわねって悟ったわ。
ちゃちゃっと出させて終わらせて眠りに就くことに。(どこが淑女よ)
射精して10秒後くらいにイビキが聞こえてきたのには驚きだったわ。
そして日曜の朝9時からバイトってのはどうなの? そこに愛はある?
朝8時に家を追い出されたえじまは燦々と輝く朝日に目が眩んだわ。
きっと生を受ける全てのものに平等に降り注いでいることでしょう。
今のえじまには眩しすぎよ。
結局雑誌のように読み(ヤリ)捨てられたのは
えじまのほうだったのね…。(って被害者ヅラは得意)
帰りはどこにも寄らず一目散にまっすぐ帰宅。
じゃないと日曜の朝から待ち合わせなどしてる
土曜の夜に予定もありゃしない道端の石とも区別の
つかないようなブスカップル(本当に八つ当たり)にさえ
幸せのなんたるかを教えられてしまいそうだったんですもの。
この勝負、アウェイもいいとこだったわね。(完敗)
(絵島悠市/ゲストライター)
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