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ここ数年、ミュージカル映画が豊作ですね。『シカゴ』に『プロデューサーズ』に『レント』に『ドリームガールズ』に。
クラブのゲイパーティでも女装版の『シカゴ』『ドリームガールズ』ショウもあったくらいで、オネエさんたちって、昔から本当にミュージカルが大好きなんです。

普通の会話をしてたはずの人が、いきなり歌い出し踊り出しちゃうあのミュージカルの無茶な常識って、相当こっ恥ずかしいって意見もよく聞きます。
でもそこが、逆に芝居がかったドラマクイーンなオネエさんにはたまらないんですね。人生なんて全部ミュージカルよ! なんでも歌って踊ってしまえばいいのよ! ってな、前向きなんだかヤケクソなんだか分からない夢を与えてくれる世界。


今度、日本でも公開される『ヘアスプレー』も、そんなオネエさん達をたっぷり楽しませてくれる、ハッピー&ラブリーなミュージカル映画です。

ヘアスプレー

公式サイト http://hairspray.gyao.jp/


ヒロインはチビデブだけどいつも前向きなトレーシー。顔だけ見るとちょっと安達祐実似の彼女が、ヤングの憧れ、ダンス番組に出演して一躍人気モノになっちゃう。
さらにそこから巻き起こる人種差別騒動なども描いているのですが、ストーリーはものすっごく分かりやすいので、素直に歌と踊りの世界にどっぷり浸れちゃいます。

ヒロインの巨デブママ役には、女装したジョン・トラヴォルタ、パパにはクリストファー・ウォーケン、悪役の女部長にミシェル・ファイファー、黒人司会者にクイーン・ラティファ…など、キャストも超豪華。
個人的にはミシェル・ファイファーの素晴らしい悪ババアっぷりにしびれまくりでした。悪い笑いをやり過ぎて、ちょっと白目むいたヤバい顔になってるミシェル姐さんは、まさしく女優女優女優。

恐ろしくポップで楽しいのに、「チビデブでもいいじゃん!」「黒人と白人が一緒でいいじゃん!」と、世の中のいろんな差別感をぶち破ることがテーマになっているという、しっかりしたストーリーの芯もあり、見終わった後、確実により元気になれる映画です。

チビでデブで黒人の方ならもちろん必見ですが(足しただけ)、ゲイや女装、ブスやハゲ、頻尿に露出狂など、いろんな偏見のある個性を抱えた人全員を「人と違うってステキなことなんだよ! 自分を信じて進むんだよ!」と励ましてくれるはずです。


歌は素晴らしいし、踊りはキュートだし、ギャグは愉快だし、メッセージはグッとくるしで、期待以上の大当たり。オススメです!

『ヘアスプレー』
★★★★★★★★★(9点/10点満点)


(斎藤ヤスキ)

映画「ヘアスプレー」オリジナル・サウンドトラック 映画「ヘアスプレー」オリジナル・サウンドトラック
クイーン・ラティファ、ジョン・トラヴォルタ&ミシェル・ファイファー 他 (2007/10/03)
ユニバーサル ミュージック クラシック
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